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ダレカガナカニイル…
井上 夢人

甲府の山奥に建つある宗教団体の道場で、火事が起こる。
道場を監視していた西岡は、
火事と同時に不思議な現象を体験する。
彼の頭の中に、誰かが入り込んでしまったのだ。
その誰かは、彼の意識とは別のもの。会話も成り立つ。
誰が、彼の中に入り込んだのか。
彼に何が起きてしまったのか。

驚いたことに、恋愛小説です。最終的には。
宗教や精神学や色々な要素をはらんではいるけれども、
最終的には、悲しい恋のお話になってた。
井上さんは、こういうのが多いのかしら。

プラスティックと同じように、最後にぴたっとパズルがはまる感じ。
のはずなのだけど、パラドックスがわかったようなわからないような。
読んだ人は、みんなすっきりしたのかなぁ。
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by kaori-o-i | 2005-08-31 22:14 | ヨミモノ
ゴルフの帰りに食べた、
牧場の牛乳ソフトクリーム

牛乳が濃くて、甘過ぎず、美味しかった!

どうやら上下線で、使ってる牛乳が違うみたいで、味も微妙に違うとのこと

食べ比べしたい・・・
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オルファクトグラム (上)
井上 夢人

姉を殺した犯人に頭を殴られ、1ヶ月間意識不明だった稔は、
目を覚ましたとき、驚異的な嗅覚を手にしていた。
しかも、その嗅覚は、一般にいう匂いではなく
匂いが視覚となって、彼の目に飛び込んでくる。
その嗅覚を頼りに、彼は、行方不明のバンド仲間と姉を殺した犯人をを探し出そうとする。
お互いに関係ないと思っていた事件だが、接点があったのだ。


不思議なジャンルの本。
ミステリーかと思ったけど、それだけじゃない。
恋愛の要素も濃いし、科学の要素も濃い。
稔の見る世界を是非見てみたい。キレイに違いない。
最後にマミのいう言葉が好き。
「子供にも、稔と同じ能力を持っていて欲しい。
二人しかわからない言葉を話して欲しい。」(多分、こんな感じ)
こう思えるのが素敵だ。ほんと。
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by kaori-o-i | 2005-08-26 23:27 | ヨミモノ
99%の誘拐
岡嶋 二人

20年前に誘拐された過去をもつ生駒慎吾。
12年前に亡くなった彼の父は、
末期ガンの病床で慎吾にあて、その誘拐事件の詳細を残していた。

慎吾が25歳になった今、過去の誘拐を彷彿とさせる
新たな誘拐事件が起きた。
しかし、その犯行はすべてがコンピュータ制御されたもの。
誰が、何のために誘拐事件を起こしたのか・・・


『この文庫がすごい!』の2005年大賞になっていたもの。
15年前の作品が文庫化されたのだ。
でも、15年前の作品とは思えない。
確かに、今にしてみればコンピュータ技術は進んでるし、古臭い感じもするけど、
15年前でこれ考えてたの?!すっごいよー!って思っちゃう。
犯人は、すぐわかる。でも、引き込まれる。テンポもよい。
次はどういう手段でくるの?と。。。

井上夢人すごいな。
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by kaori-o-i | 2005-08-23 23:47 | ヨミモノ
46番目の密室
有栖川 有栖

45作もの密室トリックを書いた大作家、真壁聖一が密室で殺された。
彼自身が考えた46番目の密室での殺人なのか?
火村&有栖川コンビの作品。

軽井沢の別荘に集まる人、それぞれに陰があり、
秘めた部分がある。
最後まで誰が犯人かわからなかった・・・・
相変わらずテンポがよくて、どんどん読めちゃった
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by kaori-o-i | 2005-08-22 22:36 | ヨミモノ
妄執
リンダ・フェアスタイン

女性検事アレックスシリーズ第4弾。
読んだと思ってたのだけど、読んでなかった。

クリスマス休暇を前に、大学教授ローラが絞殺された。
生前、ローラからの相談を受けていたアレックスは、彼女の死を調査する。
調査を進めていくと、マンハッタン島でのある研究が
彼女の死に関係していることが判明。
事件の真相に近づいたとき、アレックスにまたもや危機が。。

マンハッタン島での研究が興味を惹く。
あと、アレックスと周りを取り巻く仲間たちとのやりとりも楽しい。
わたしもマイクみたいな人が欲しい。
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by kaori-o-i | 2005-08-22 22:30 | ヨミモノ
時生
東野 圭吾

難病の息子が、息をひきとろうとするとき
父親は、自分が若い頃、息子と時間を過ごしていたことを思い出す。
息子は、父親のそれからの人生を決めるような大事な時期を一緒に過ごしていたのだ。

「秘密」みたいな感じのファンタジー。
家族愛をひしひしと感じられる。
泣きました・・・
なんで、そんなこと今まで忘れてたのさ!なんで、今ごろ思い出すのさ!!
という突っ込みたい気持ちを飲み込み、泣きました・・・(笑)
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by kaori-o-i | 2005-08-16 00:17 | ヨミモノ
朱色の研究
有栖川 有栖

ゼミの研究生に2年前の事件の真相を暴いて欲しいと頼まれた臨床犯罪学者、火村。
事件の調査を始めたとき、別の殺人事件が起こる。
まるで、火村の調査を阻むかのように。

推理小説家、有栖川と火村のコンビもの。
今回は、火村の謎もひとつ解き明かされる。
ストーリー的には、ちょっと中だるみした感あり。
夕焼けにまつわる仏教の話やらは、大事だったのかなぁ。と思ってみたり。
あと事件の動機も弱い。
まぁ、楽しめたのだけど。

読めば読むほど、火村は口数の多い犀川先生(森博嗣のS&Mシリーズ参照)に見えてくる。
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by kaori-o-i | 2005-08-16 00:04 | ヨミモノ
プラスティック
井上 夢人

54のファイルから成るフロッピィ。
それには、ひとつの事件を軸にした数人の日記が書かれている。
54のファイルは、時系列に並んでいるわけでもない。
しかし、読みすすめていくにつれ、事件の真相に近づくと共に
驚愕の事実を知ることになる。

最初、訳がわからず、いらっと。
しかし、途中からオチが読めてくる。読めるけど、おもしろい。
時系列に並んでないから、パズルを組み立てるように時を埋めていくと
うまいことしっくりくる。
不思議な小説だった。これも、一気読み。
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by kaori-o-i | 2005-08-15 23:56 | ヨミモノ
幽霊刑事(デカ)
有栖川 有栖

刑事の神埼は、上司に射殺されてしまう。
なぜ、自分が殺されたのかわけもわからぬままだったせいか、
彼は幽霊として現世に舞い降りてくる。
しかし、家族にも元フィアンセにも自分の姿は見えないらしい。
途方に暮れた神崎だが、イタコの祖母をもつ部下には自分の姿が見える!
部下と共に、自分の事件の真相に迫る。

ミステリーと共に、せつないラブストーリーも楽しめる。
部下の早川との掛け合いが笑える。
ほんといい奴なんだぁ。早川が。
ミステリーとしては、事件の動機が薄い感じがしたけど、
まぁ、他の部分で楽しめたので、よしとしようって感じです。
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by kaori-o-i | 2005-08-15 23:48 | ヨミモノ