チルドレン

チルドレン
伊坂 幸太郎

伊坂さんの最新文庫。
やはり、はずれなしです。

5編の短編集。
短編集だけど・・・
すべては、陣内というある意味、自己中だけど
憎めない男の周りで起きる不思議な出来事が描かれている。

登場人物が全員いいキャラ。いい人。
破天荒とも思える陣内も憎めないのは、
盲目の永瀬に対しての偏見のなさだったり、家裁調査官としての結果や成果だったり・・・
まぁ、こんな人が実際いたら、大変だろうけどねw





この小説を読んでいると
「永瀬=大沢たかお」って感じがしたんだよなぁ。雰囲気。

永瀬視点で書かれている「イン」
感動というかせつなさというかで、涙腺がかなり刺激された。


「ありがとう」以外の言葉が思いつかず、
自分の語彙と表現の乏しさに悲しくなるくらいには、感謝をしている

歴史に残るような特別さはまるでなかったけれど、僕にはこれが、
特別な時間なのだ、と分かった。この特別ができるだけ長く続けばいいな、と思う。甘いかな。


好きなフレーズ。
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by kaori-o-i | 2007-05-23 00:06 | ヨミモノ