凍える牙 乃南 アサ

凍える牙
乃南 アサ / 新潮社

乃南アサにはまるきっかけとなった作品。

深夜のファミリーレストランで人間が発火するという事件が起きる。
その遺体には、獣の噛み痕が残っていた。
人間発火事件以後も、同様の獣による噛み痕がついた殺人事件が起きる。

捜査に加わることとなった女性刑事:音道貴子。
男性社会の警察では、女性はどうしても煙たがられる。
彼女と組むことになった中年刑事:滝沢も他の刑事と同じように
「女に何ができる」という考えで、彼女を無視し、捜査を進める。

警察は、人間発火事件の犯人を特定し、逃亡している犯人を捕まえようと
躍起になったとき、貴子に重要な任務が与えられた。


殺人事件どうこうよりも、音道の心情が痛いほど伝わってくる。
うまいなぁ。と思ってしまう。

あと、滝沢が貴子を認めるところ。
貴子が犬と一緒にバイクで走ってるところ。
最後の50ページくらい、何度も読み直してしまった。気持ちいい。
貴子と一緒にバイク乗ってる気分になっちゃったもの。
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by kaori-o-i | 2004-12-26 23:40 | ヨミモノ